播州のご当地ラーメンを探ってみた!
みなさんこんにちは「とめきち」です。
みなさんはラーメンはお好きですか?
全国には「徳島ラーメン」や「和歌山ラーメン」など、ご当地に根付いたラーメンが有りますが、実はこの播州にもご当地ラーメンがあるんですよ!
【播州の3大ご当地ラーメン】
1つ目はみなさんご存じ「播州ラーメン」です。
「播州」という言葉を聞くと、何となく姫路や加古川を思い浮かべる人も多いかと思いますが、主催は西脇にあります「西脇多可料飲組合」で2001年より活動してます。
Wikipediaによりますと
スープは醤油味であるが甘さが強い。使用されるタレは地元産の甘味を帯びた独自の醤油であり、甘みを加えるタマネギやリンゴ、魚のだし、氷砂糖などを煮込み、甘さが強い物である。(中略)
甘さのスープの由来は、戦後に隆盛を極め、かつて西脇市が播州織に代表される繊維産業の町であった歴史にある。当時全国各地の農村などから中学を卒業したばかりの女子たちが集団就職でやってきて織物工場で働き、その数約2万人ともいわれた。かつて西脇大橋のたもとにあったラーメン店(西脇大橋ラーメン)がこうした女工の口に合わせて、工夫を重ねるうちに現在の甘口スープにたどり着いたという説が有力だが、一方、それ以前から甘かったと証言する古老もいるらしい。
ほうほう、「女工の口に合わせて」という所が歴史を感じますねー。
西脇多可料飲組合が認定している「播州ラーメン」認定店は以下の通りです。
- 内橋らーめん
- かおるちゃんラーメン
- 西脇大橋ラーメン
- 畑やんラーメン(本店・しばざくら店)
- タッチャンラーメン
そして2つめは「播州赤穂塩ラーメン」。
赤穂と言えば「塩」の街。良質の赤穂の塩×ラーメンで、赤穂青年会議所が中心となり赤穂を元気にしようと頑張っているのが「播州赤穂塩ラーメン組合」です。現在組合への加盟店は4店。それぞれのおいしさの秘密やこだわりがあるそうです。
現在播州赤穂塩らーめん組合認定店は
・天馬ラーメン
・赤穂飯店
・麺坊
・居酒屋風ラーメン屋 とっけ
中でも「天馬ラーメン」は現在ピオレ姫路の中にある「播州うまいもん処」にも出店しており、姫路の皆さんにも楽しんでいただけます。
そして最後は「姫路らーめん」
2011年より活動している新しいご当地ラーメン「姫路らーめん」
こちらもWikipediaによりますと、
播磨地域の昔からの地場産業である醤油をベースに鶏ガラ、豚骨、野菜で炊き上げたラーメンで、「醤油ベースに生姜をトッピング」が定義だが、共通したレシピはなく醤油の濃度には濃淡がある。ねぎ、もやし、チャーシュー、のりなどに加え生姜を乗せるのが一般的。同じ兵庫県西脇市を中心とする播州ラーメンとの共通項も多い。
「姫路ラーメン」の名付け親は「姫路・播磨、らーめん・点心応援会」で、現在は「らーめん八角」や「餃子屋七星」などを中心に地元の特産ラーメンとして、PR活動の幅を広げている。
ふむふむ。
ちなみにこんな気になる記述もありました。
姫路では1946年(昭和21年)に開業した東来春がその始めと言われ、多くの姫路ラーメンの店では中ストレート麺を使用している。姫路を中心とした播磨南西部では醤油の他、たれの原材料である酒、味醂なども産業として栄えており、そこから普及した事が伺える。平成に入り新勢力としてらーめん八角(平成6年)、希望軒(平成3年)などの姫路発祥のチェーン店舗が台頭する。
「東来春」師匠!!とっても気になる存在です。
現在の認定店は
・餃子屋七星
・英洋軒本店
・らーめん八角姫路市内6店です。
最後に
どちらの組合も頑張っているのですが、時代の流れや淘汰があり加盟店も、
播州ラーメン 発足時15店舗→現在6店舗
赤穂塩ラーメン 発足時8店舗→現在4店舗
姫路らーめん 発足時8店舗→現在8店舗(ただし加盟団体は5社→3社)と減少傾向にあります。
各地域にはおいしいお店がたくさんあります。是非みなさんもお気に入りのラーメン店を見つけて下さいね!
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